「何言っているかわからない」と上司・同僚に言われたら<話し方の秘訣>

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「何言っているかわからない」と上司・同僚に言われたら<話し方の秘訣>

 

報告のときに上司から「何言っているのかわからない」と言われることが多い

そして、詰められる

 

同僚や同期との打ち合わせのときにも「何言っているのかわからない」と言われる

そして、意見をスルーされる

 

こんなことはないだろうか?

 

「自分てなんてコミュニケーションが下手なんだ」

こう思うかもしれない

 

でも大丈夫

 

本当にコミュニケーションができない人は、「何言っているのかわからない」と言われても全く気にしない

 

あなたが自分のコミュニケーションに課題を感じている時点で、誰よりも鋭くわかりやすい話し方ができる素質を持っている

 

なにせ著者がそうだった

 

「何言っているのかわからない」

耳から血がでるほど言われた

 

何っているかわからないのは”メンタルモデル”がわかっていないから

 

 

「メンタルモデル」って知ってる?

この概念さえ押さえれば、明日からあなたの話は各段にわかりやすくなると思う

 

何言っているかわからない人こと理解すべき認知モデル「メンタルモデル」

 

「メンタルモデル」とは、認知心理学の用語

 

個人が現実世界をどのように認識し解釈しているかの認知モデルであり、個人にとって思考の前提を成すものとされる。

INVENIO

 

これこそ「ちょっと何言っているかわからない」って思うかもしれない

でも、難しくない

 

つまり、その人にとっての考えや思いの前提となる情報

 

例えば、小さい頃に高い場所から落ちて、大けがをした人がいるとする

 

そしたらこの人は、「高いところは危ない!」って思うじゃん

この人に、「高い場所で遊ぼうぜ!」って誘っても、多分遊んでくれないよね

 

だって、この人には「高いところは危ない!」って思考の前提があるから

はい、この思考の全体がメンタルモデル

 

「高い場所で遊ぼうぜ!」派の人と「高いところは危ない!」派の人では前提が違うじゃん

 

 

これが、あなたと話す上司や同僚、同期の間でもあるの

前提が違うの

 

何言っているかわかってもらうには「結論から言うと…」を口癖にする

 

結論から言うと、何言っているかわかってもらうには、結論から言えば解決する

 

話しはじめた最初の言葉を以下のように変えること

 

【何言っているかわかる人の口癖】

・「結論から言うと…」

・「一言で言うと」

・「○については、△だと思います。なぜなら□だから」

 

まず、結論を伝える

これによって、相手の頭の中に「あなたの主張(結論)はこういうことね」って前提を作ってもらえる

 

こうすることで、あなたの頭の中と相手の頭の中の前提を近づけることができる

結果、何を言っているのかが伝わりやすくなる

 

明日、いや今日からやってね

 

言いたいことを一方的に話すメンタルモデルブレイカーにはなるな

 

では、結論から離さないで、頭に浮かんだことをそのまま話すとどうなるか?

 

「×案件については、こういうことがあり、僕はこう思ったのでこう対応したら、こうなっちゃたんですけど…」

 

「何が言いたいん?」って思うでしょ?

 

これを言われた相手からしたら、この会話の目的もゴールもどうしてほしいのかもわからない

 

メンタルモデルを作ってもらえていないわけ

むしろ最初からメンタルモデルをぶっ壊しているよね

 

これをメンタルモデルブレイカーという

 

脱・メンタルモデルブレイカーの話し方

 

例えば、こうすると少しはマシじゃない?

 

 

①「×案件の今後対応について相談があります。」

②「現状は、◇となっています。」

③「◇となった経緯は、経緯①→経緯②だからです」

④「僕は、☆のように思うですが、その対応でよいでしょうか?」

 

 

①で何についての相談なのか、ということが理解できる

(話の前提がわかる)

 

②で現状がわかる

③で、②に至った経緯がわかる

 

①~③の前提があるからこそ、相手は④で意見が言えるわけ

 

 

話を聞く相手側が脳内に作っている自分なりの理解を作りやすい状態にしてあげることが大事

 

 

「結論から言うと…」

 

この魔法の言葉を口癖にしてしまえば、もう結論しか言えなくなるからオススメ

著者もこの口癖にしてから、「何言っているかわからない」って言われることはかなり減った

 

あなたが話し終わった時に、相手が「あーこういうこと言ってんだろうなー」

こう思ってもらえるようなコミュニケーションを心掛けよう

 

【何言っているかわからない確率を下げる方法

 

 

結論から言えば、大抵の「何言ってるかわからない」問題は解決する

さらにわかりやすく話せるようになりたいあなたにオススメな方法を伝授する

 

もちろん、明日、いや今日から使える

 

「何を言うのか」の事前準備の徹底

 

報告、連絡、相談など相手に話しかける前に、何言うかを紙に書いて

これだけでかなり頭の中は整理されるはず

 

話すことが明確になるから、話しかかける前の余計な緊張も軽くなる

 

著者もそうだったんだけどさ、

「何言っているかわからない」って言われる人って

自分でも何言っているかわかってないことが多い

 

大事なことなのでもう一度言う

 

「何言っているかわからない」って言われる人って自分でも何言っているかわかってない

 

 

それを防止するために、何を言うのか、何を伝えるのかを紙に書き出すわけ

何を言うのかを客観的にみられるようになるよ

 

何を言っているかわかる人に見えるために ~確証バイアスの利用~

 

あなたの”印象”で何言っているかわからない人に見られてしまっているケース

これは損しているだけだから今すぐに改善した方がいい

 

確証バイアスってのがある

 

自分の考えを証明する証拠ばかりを探してしまい、反証情報に注目しない傾向

科学辞典

 

ものすごくカンタンに言うと先入観や思い込み

 

もし、あなたが、だらしない見た目だったとしたら…

話を聞く人は、こう思う

「なんかだらしないし、言うことに説得力もなさそうだな…」

 

逆に、清潔感のあるちゃんとした見た目でゆっくり、堂々と話したら…

「きっと仕事もできるんだろうな、話の内容もちゃんとしてそう」

 

あなたの見た目や印象によって、”何いっているかわからない人”に認定されている可能性がある

思い当たる節があるのであれば、今スグ改善しよう

 

【まとめ】何いっているかわからない人をアシストできる人へ

 

 

最後に復習

 

何言っているかわからない人を卒業するために

 

・相手の頭の中にメンタルモデルを構築するために「結論から言うと…」を口癖にしよう

・話し出す前に、何を話すのか、伝えるのかを書き出そう

・話していることがわかりやすいと思われるように確証バイアスを利用しよう

 

この3つに今日から取り組めば、あなたの問題は解決する

 

著者はこれらに取り組んでから、マジで話の分かりやすい人認定されるようになった

2週間くらいで、ゴリっとコミュニケーションスキルを伸ばすことができた

 

 

【最後にお願い】何言っているかわからない人を卒業したらやってほしい

 

それは、何言っているかわからない人を助けてあげること

 

2つある

 

1つ目は、何言っているかわからなかったら、こう聞き返してあげてほしい

「それってこういうこと?」

 

これでその人は、自分の頭が整理されていないことに気付ける

自分の話し方を見つめなおすきっかけになるはず

 

2つ目は、もうおわかりだと思う

今回紹介した何言っているかわからない人を卒業するための方法を教えてあげてほしい

 

 

何言っているかわからない人を卒業したあなたの使命

それは、何言っているかわからない自分に悩む人を少しだけアシストしてあげること

 

 

画像引用元)toxic

 

 

もう、こんなセリフは、吐かせねえ

 

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