続きは？BLEACH 獄頤鳴鳴篇（ごくいめいめいへん）を考察＜ザエルアポロ復活の意味＞

本記事では、獄頤鳴鳴篇を考察しつつ、気になる続きについても予想していきます。

 

BLEACH続編！獄頤鳴鳴篇（ごくいめいめいへん）とは

獄頤鳴鳴篇（ごくいめいめいへん）は、「BLEACH」最終巻である74巻後の物語です。

「獄頤鳴鳴」に込められた意味

以下の通り、「獄頤鳴鳴」には「地獄の罪人が現世に対して絶えず意見を唱える」といった意味が込められていると考えられます。

 

魂葬礼祭

「獄頤鳴鳴」の重要キーワードの1つ、『魂葬礼祭』。

これは、戦死した隊長を弔うために12年おきに行う鎮魂の儀式です。

 

 

 

新キャラ登場

「獄頤鳴鳴篇」は、読み切りにもかかわらず、しっかりと新キャラクターが登場します。

七番隊副隊長：輪堂与ウ

新しい七番隊副隊長は、輪堂与ウ（りんどうあたう）

彼は、口がきけません。

しかし、唇を読むことができ、コミュニケーションがとれます。

動物にも好かれている模様。

輪堂与ウ（りんどうあたう）の鷹の謎

鷹は、「権威」や「出世」の象徴とされています。

 

また、鷹の眼ははるか先まで見とおせるため、「千里眼」になぞらえられます。

（後述しますが、）地獄に堕ちることで千里眼の能力を身につけられることが示唆されています。

まだまだ謎がありそうですね。

八番隊副隊長：八々原熊如

八番隊副隊長には、八々原熊如（ややはらゆゆ）が就任。

現世のギャルにあこがれ、これまでにはいなかった独自の隊長格キャラの確立に成功。

作中では、斬魄刀を持っているかどうかは謎でした。

ネイル型の斬魄刀という説もあります。

 

地獄からザエルアポロが復活

「獄頤鳴鳴篇」で明確な敵として描かれたのは、元第8（オクターバ）・エスパーダのザエルアポロ・グランツ。

彼のセリフに以下のようなものがあることから、地獄の役人になり、千里眼の能力を身に着けたと推察されます。

地獄の獄吏は千里眼

地獄に”堕ちている”ため、以前とは姿かたちもかなりかわってしまっています。

 

均衡崩れ

ザエルアポロが地獄から現れた原因は、世界と地獄の均衡が崩れたためです。

以下キャラクターの強大な霊圧が消えたため、地獄側から口を開けられるようになってしまいました。

死亡した隊長たちの通り名がオサレ

「獄頤鳴鳴篇」では、死亡した隊長たちの通り名も明かされます。

 

獄頤鳴鳴篇（ごくいめいめいへん）の考察

 

ブリーチは本編にも多数の考察要素がありますが、獄頤鳴鳴篇でもそれは同じ。

主要なポイントを交え、簡単に考察してみます。

 

最初のモノローグに出てくる2匹の金魚

獄頤鳴鳴篇は、このモノローグから始まります。

そして、以下のセリフでモノローグは終了。

大きい方は死んでよかったんだ

まず、この語り手は黒崎一護の息子、黒崎一勇であると考えられます。

では、この金魚が意味するものは何でしょうか？

大きくわけて、以下2つが考えられます。

ちなみに『双魚理』の解号は以下。

波悉く（なみことごとく）我が盾となれ
雷悉く（いかずちことごとく）我が刃となれ 双魚理。

獄頤鳴鳴篇のサブタイトルに込められた意味

獄頤鳴鳴篇にはサブタイトルが2つあります。

そして、最初と最後で以下のように変化しています。

よくみると、「A」に横文字「一」がありません。

この表記が何かの暗示であることを前提に考えます。

BLEACHで「一」といえば、以下の示すのではないでしょうか。

やはり、有力なのは黒崎一勇の今後の活躍や存在を強調している可能性。

 

地獄から亡者が復活することも示唆！？

一方で、一番隊隊長である山本元柳斎重國からも読み取れるものがあります。

それは、元柳斎の卍解「残火の太刀」。

 

注目すべきは、その南にあたある「火火十万億死大葬陣（かかじゅうまんおくしだいそうじん）」。

尸（しかばね）共、我が炎に散った亡者の灰よ、手を貸せ。暫し戦の愉悦をくれてやる。

 

この技と紐付けると、今後、「地獄から亡者が復活すること」を示唆しているのではないでしょうか。

一がないのは地獄の閂がなくなることも示唆！？

もう1つ。今回は地獄の門（口）が開いてしまいます。

門に一で「閂（かんぬき）」という文字になります。

門の扉が開かないようにする横木。
左右の扉の内側につけた金具に差し通して使う。

 

八番隊副隊長 八々原熊如は地獄と極楽の対比を象徴

今回より登場した八番隊副隊長の八々原熊如。

彼女の存在によって、地獄が強調されていると思われます。

不自然に強調された「八」を地獄と関連させると「八熱地獄（八大地獄）」が連想できます。

八熱地獄（八大地獄）とは

八熱地獄とは、仏教の世界で「熱で苦しめられる八種の地獄」を指します。

そして、名前の熊如（ゆゆ）。

文字とおり熊が噛み付く技をつかっています。

さらに、熊には「強い」や「大きい」といった意味もあり、地獄の存在を強調する名前になっています。

熊野権現は極楽浄土の象徴

もう1つ、名前の熊如から連想されるのは、「熊野権現」。

「熊野権現」は、熊野三山の神を指します。

三山はそれぞれ以下を指しており、極楽浄土の土地であると考えられています。

八々原熊如の存在が、地獄を強調しつつ、それに対する極楽浄土を表現しているとみることができます。

獄頤鳴鳴篇（ごくいめいめいへん）の続きはどうなる？

考察も踏まえて、獄頤鳴鳴篇（ごくいめいめいへん）の続きがどうなるのかを予想します。

結論、この続きが何らかのかたちで発表される可能性は高いです。

『劇場版 BLEACH 地獄篇』はフリ！？

冒頭でも紹介した通り、すでにに「劇場版BLEACH 地獄篇」で地獄の存在は明らかになっています。

今回の読み切りでその設定がさらに深ぼられ、多くの伏線も散りばめられています。

かつての地獄に堕ちたキャラクターが新たな敵！？

地獄にいるのは、ザエルアポロだけではありません。

それまでに死んだエスパーダや隊長たちも地獄形態となって蘇る可能性があります。

死んだ全員が地獄にいるわけではない

ただ、「これまで倒したキャラが地獄仕様で復活するか」というとそうではありません。

覚えていますでしょうか？BLEACH2巻でのルキアのセリフ。

生前に大きな罪を犯した虚

地獄におちるのは、生前の罪があることが条件です。

今こそ小説版のザエルアポロにも注目

神出鬼没の髑髏面の女を捕獲するため、または抹殺するために、ザエルアポロによく似た破面が。
無間から脱獄した大罪人が。
破面の子供たち、ピカロが。
更木剣八及び十一番隊が。
——そして、カリスマ霊媒師、ドン・観音寺が。
空座町にて、邂逅する。

獄頤鳴鳴篇のキーパーソンのひとり、ザエルアポロ。

彼は、小説版BLEACH「Spirits Are Forever With You」にも登場します。

 

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地獄の浮竹十四郎は敵にはならない

 

かつて、こう語っていた浮竹十四郎。

戦いには2つあり　我々は戦いの中に身を置く限り常にそれを見極め続けなければならない
命を守るための戦いと誇りを…守るための戦いと…!

獄頤鳴鳴篇（ごくいめいめいへん）の続きは？

今回、「獄頤鳴鳴篇（ごくいめいめいへん）」はあくまで読み切りとして描かれています。

しかし、伏線をばらまきつつ、十分に続きを感じさせる終わり方であったことから将来的には続きが描かれる可能性はあります。

実際、同ジャンプ作品「NARUTO -ナルト-」は、主人公の息子の物語として「BORUTO-ボルト-」が作品化されました。

獄頤鳴鳴篇（ごくいめいめいへん）の続きはBTW終了後

もし、続きが描かれるとすれば、久保帯人先生の新作「BURN THE WITCH（BTH）」の続編が一段落してからだと思われます。

BTHについては、「BURN THE WITCHのアニメ/映画はアマプラで無料配信!口コミ＆2期情報」をご覧ください。

そういえば、一護は医者ではなく、翻訳家になっていました。

BTWはロンドンが舞台の物語。

「獄頤鳴鳴篇（ごくいめいめいへん）」の続き、『BLEACH”弐”（仮）』を信じて待ちましょう。

他の誰が信じなくとも ただ胸を張ってそう叫べ！

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