アニメ 平穏世代の韋駄天（いだてん）達 の感想：シスター事件で1話切りはもったいない！

 

MAPPAじゃないと成立しないと思っていました

いろいろ道徳によくない要素を面白く詰め込んだ超闇鍋エンタメ作品

松尾拓プロデューサーがこう語るアニメ「平穏世代の韋駄天（いだてん）達」。

本記事では、本作の感想と賛否両論を巻き起こした『シスター事件』について深堀りします。

「見るか迷っている…」

そんなあなたは、このOP動画（↓）を見て、すこしでも”ピン”ときたら即視聴です。

「平穏世代の韋駄天達 」を配信しているのは、「初心者向けの無料で試せるVODサービス5選」で紹介している以下2サービスです。

 

「平穏世代の韋駄天（いだてん）達 」作品情報とあらすじ

アニメ「平穏世代の韋駄天達」の基本情報を整理します。

 

「平穏世代の韋駄天達 」のあらすじ

圧倒的な速さと強さを持つ戦いの神々「韋駄天（いだてん）」。

舞台は、彼らが世界を破滅へと導く魔族を封じ込め800年が経過した現在。

何者かによって復活させられた魔族、現代の「平穏世代の韋駄天達」、そして人間。

三つ巴の”ギリギリ”バトルロワイアルが幕を開ける！

 

WEB漫画の新都社（にいとしゃ）で発表

「平穏世代の韋駄天達 」は、天原先生がデビュー前に「新都社」にて発表した作品。

2016年より連載更新がストップしていましたが、2018年より内容を再構成。

『ヤングアニマル』での連載がスタートしました。

 

「平穏世代の韋駄天達 」の作者・天原先生

「平穏世代の韋駄天達 」の作者は、天原先生。作画は、クール教信者氏です。

天原先生は、放送中止になった「異種族レビュアーズ」の作者でもあります。

この作品については、「異種族レビュアーズが放送中止になった理由」をご覧ください。

 

1話切り続出！「シスター事件」とは

「平穏世代の韋駄天達 」の放送枠は、フジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」です。

深夜枠とはいえ、放送できるギリギリを攻めた作品。

アニメ1話のラストシーンから物議をかもしました。

端的に言うと、シスターが軍人に乱暴されます。

 

シスター事件を映像化した意図

アニメ1話のラストシーンは、昨今の情勢を踏まえれば、ない方が余計な波を起こさずに済みます。

それでは、なぜわざわざ映像化したのでしょうか？

以下3つが考えられます。

作品としてのスタンスを示すため

「平穏世代の韋駄天達」という作品自体がエロやグロなしには語れない作品です。

作品としてのスタンス、在り方を視聴者にしっかりと認識してもらう必要があったのではないでしょうか？

MAPPAのこだわり

本作のアニメ制作会社はMAPPA。

作画のクオリティーはもちろん、表現力にも定評があります。

原作に忠実にアニメーション製作をしたMAPPAなりのこだわりという線も考えられます。

三つ巴を際立たせるため

何も考えずに見てしまうと、どうしても韋駄天VS魔族という構図になってしまいます。

人間という存在を際立たせるために、暴力という人間の本質を描いたのかもしれません。

基本的に私は直接描写は避けつつ、隠し気味にエロを多く入れるんですが、作画担当の方たちはみんな直接行きます。
「異種族レビュアーズ」のアニメも絵コンテを見せていただいたんですが、かなりモロリズムでした。

「平穏世代の韋駄天達」特集 天原×クール教信者対談

実際、「チラリズム主義」の天原先生もこのように言っており、ご自身の考えとは異なる表現について受け入れているようです。

1話切りはもったいないかもしれない

アニメ1話のラストシーンは、たしかに衝撃的ですし、不快感を持つ人もおおかったです。

しかし、作品の本質はその描写にはありません。

以下のような魅力的な要素も十分にあると思います。

 

アニメ「平穏世代の韋駄天達 」の感想

実際にアニメ「平穏世代の韋駄天達 」を見た感想を言語化します。

原作の容赦のない描写をMAPPAが完全再現

シスター事件もそうですが、本作には以下のような暴力描写が多いです。

このご時世、これらの表現をアニメとして映像化したMAPPAの意気込みに感服しました。

 

声優陣が極めて豪華

 

「平穏世代の韋駄天達 」は、声優陣がきわめて豪華なことでも話題になっています。
主要な登場人物とその声優が演じた他アニメのキャラをみてみましょう。

OP/EDが秀逸

 

アニメ「平穏世代の韋駄天達 」のOP、EDはとにかく秀逸という声も多いです。

平穏世代の韋駄天達のOP「聖者の行進」

OPではMAPPAの作画、表現技術が総動員されています。

昭和感があるのに新しい雰囲気があります。

 

平穏世代の韋駄天達のED「雷火」

EDは本編とはちがった世界観を作り出しています。

このEDを好きになればなるほど、本編では地獄を見ると言う制作陣の悪意が感じられる

一方でこんな意見もあるエンディング。

「呪術廻戦」と同じようにMAPPAオリジナルのテーマ曲には何かしらの意味が込められているのでしょう。

【関連記事】アニメ「呪術廻戦」OPのお花見シーンにMAPPAが込めた意味

 

ミクがかわいい

ゾブル軍調教師。魔族。
普段は捉えた奴隷をあの手この手で調教しているが、一方で洞察・分析力と作戦立案能力に関しては魔族の中でダントツの能力を持つ。
快楽主義者。

 

洞察力が高い彼女がいることで単なるバトルアニメにならない非常に重要なキャラ、ミク。

放送禁止用語の多い快楽主義者にもかかわらず、頭脳派というギャップの設定が最高です。

 

アニメ「平穏世代の韋駄天達 」その他の評価

アニメーションは良い。ストーリーは、、、、第一話でレ○プシーンを入れた必要はあったのだろうか。話題にはなったが気分は悪い。

調べてみればシリーズ構成、脚本に瀬古浩司さんではないですか！
制作会社はMAPPA。期待せずにはいられない。
1話目からスピーディーに展開し気づけば1話が終わっていた。
早すぎる！　体感10分位なもんです。

深夜帯らしくお子様に配慮しないのは好感。

好きな作者さん&制作会社さん&声優さん&アーティストさんのオンパレードで神
レビュアーズも面白かったのでこれもきっと面白くなっていくと期待

原色多めの独特の色使い、テンポ良いストーリー、スピード感溢れるバトル。
結構好きな感じ。
血が飛び散ったり演出は過激目なのであまりお子様向けでは無い（そもそも放送時間的にも）

作画はMAPPAだけあって綺麗ですね。
ただ内容はどうだろう。キャラがそこまで好きではないかも。
見たい気持ちはありますが…どうでしょう。

声優が豪華でそれだけで見る価値が有ると思う。内容はヴァイオレンスグロアクションで個人手にはかなり好み。1話ラストのシスターレ◯プに関しては賛否両論出ている。今の時代難しいわな。下ネタというかアウトなエロ描写が多い。

敵は強い！と思わせて実はそうでもなかったり、真の敵？は身内にいたりストーリーもシリアスに寄らずかと言ってコメディにも寄らずといったいい塩梅で面白い。

 

まとめ：シスター事件は製作陣の想定の範囲内！原作も要チェック

賛否両論あった「シスター事件」を踏まえて、平穏世代の韋駄天達の感想を紹介してきました。

 

いや、できれば3話までみた上で、それ以降見るかどうかを決めてほしい作品です。

アニメ「平穏世代の韋駄天達 」を配信しているのは、「初心者向けの無料で試せるVODサービス5選」で紹介している以下2サービスです。

 

【関連記事】「平穏世代の韋駄天達」天原先生作「異種族レビュアーズ」が放送中止になった理由