白熱する頭脳戦
息を飲む心理戦
こうした真の駆け引きが楽しめるアニメを紹介します
手に汗握るストーリーと天才たちが活躍する姿をご覧ください
頭脳戦 / 心理戦が描かれるアニメを見るメリット/デメリット
アニメにはさまざまなジャンルがあります
バトル、恋愛、異世界、学園、サスペンス…
こうしたジャンルの中でも高い人気を誇る作品の傾向のひとつに主人公が”頭脳派”という特徴が挙げられます
まずは、頭脳戦に長けた主人公が出てくるアニメを見るメリットとデメリットを解説します
頭脳戦が得意な主人公のアニメをみるメリット
頭脳戦、心理戦に長けた主人公が出てくるアニメには次のようなメリットがあります
- 頭脳派主人公はかっこいい
- 自分まで頭がよくなった気になる
- 考え方や視野が広がる
順番に説明します
頭脳派主人公はかっこいい
頭脳派主人公は、洞察力や頭のキレ、心理戦などで敵をとことん出し抜きます。
もちろん、王道の
肉弾戦バトルの主人公も
かっこいいです。
しかし、肉体派のキャラとはまた違った魅力が頭脳派主人公にはあります。
自分まで頭がよくなった気になる
アニメのキャラクターに自分を重ねる人は多いです。
ただ、超能力系や
肉弾戦バトルはなかなか
真似できません。
しかし、頭をつかう頭脳派キャラであれば話は別。
なんだかこのアニメを見ていると頭がよくなった気がする
この主人公と同じようなことができるんじゃ!
その通りで、使うのが頭脳であれば、同じことができる可能性は高いです
その結果、自己肯定感が
上がり、ポジティブで
前向きな気持ちになれます
考え方や視野が広がる
事件を解決に導く論理的思考や鋭い洞察力、そして、そこから導き出される高確率の予測
これら頭脳派主人公の持つ高いスキルは、ぼくたちの視野を広げてくれます。
それまでは至らなかった考え方に触れることができるのです。
頭脳戦が得意な主人公のアニメをみるデメリット
逆に、頭脳戦、心理戦が得意な主人公のアニメにもデメリットがあります。
- 理解するのに時間がかかる
- ついていけず途中脱落の危険性がある
- 本当に面白い部分を100%理解できない可能性がある
1つずつみていきましょう。
理解するのに時間がかかる
天才主人公が披露するズバ抜けた推理力や圧倒的なロジカルシンキング。
これらを完全に理解し、そして納得するには時間がかかります。
アニメであれば、セリフが長くなります。
マンガであれば、吹き出しの文字数が多くなります。
そうした意味でも時間がかかります。
ついていけず途中脱落の危険性がある
天才主人公の言動やアニメの展開についていけない場合があります。
- 「主人公の言っている意味がワカラナイ…」
- 「どうしてそういう展開になるの?」
このように頭脳派主人公のアニメを見て、ついていけなくってしまう視聴者も一定数います。
結果、途中でリタイアしてしまう…。
心当たりのある
作品があるのでは
ないでしょうか?
本当に面白い部分を100%理解できない可能性がある
頭脳戦や心理戦が展開されるアニメの特徴には、以下が挙げられます。
- ストーリーが非常によく練られている
- 前半が理解できていないと後半が理解できない
- 伏線が張り巡らされ、都度回収されている
失礼な言い方かもしれません。
しかし、あえて言います。
頭脳戦/心理戦が描かれるアニメは、全てを理解できる脳みそが視聴者にも求められます。
そうでないと、感動の
伏線回収ポイントに
気づけなかったりします。
あなたの脳みそは、十分に作品を味わえるレベルにありますか?
頭脳戦 / 心理戦が得意な天才 主人公が駆け引きするおすすめアニメ
もちまえの洞察力、推察力で華麗な頭脳戦 / 心理戦を展開。
仮説や予想をもとに、ときには大胆な判断力で敵を圧倒する主人公。
そんな天才主人公が出てくるアニメを紹介します。
全国模試1位/東大首席入学の主人公「デスノート」
「デスノート」をつかって犯罪のない理想の世界を創ろうとする主人公、夜神月
彼は、東大に主席で合格するという優秀な頭脳の持ち主
また、容姿もよく、運動神経も非常によい”Mr.パーフェクト”
「デスノート」は、そんな彼と世界一の名探偵であるLとの頭脳戦を見事に描ききった作品です
【関連記事】デスノートのLの死ぬ瞬間、最後のセリフ「が…ま…」の意味とは
2つの仮面を巧妙に使い分ける主人公「コードギアス 反逆のルルーシュ」
「コードギアス」の主人公、ルルーシュ・ランペルージ
アッシュフォード学園に通う学生としての”ルルーシュ”
一方で、ブリタニア帝国に反旗を翻す”ゼロ”
この2つの仮面を使いわけます
戦略が戦術に負けることはない
この持論のもと、人を意のままに動かせるギアス、
そして、巧みな心理戦で望みが薄い作戦を可能にする主人公です
ちなみに、ルルーシュはデスノートの夜神月と並んでダークヒーローの1人
他のアニメやマンガのダークヒーローについては、「主人公が闇堕ちするアニメ/マンガ【ダークサイドに落ちたキャラター達】」をご覧ください
天才ゲーマー兄妹が主人公「ノーゲーム・ノーライフ」
全てがゲームで決まる世界に召喚された天才ゲーマー兄妹の物語
ゲームは始める前に終わっている
この信条のもと、異世界で行うさまざまなゲームをその”頭脳”でクリアしていく主人公兄妹
バトル出来ないファンタジー世界
これが、作品のコンセプトのため、とにかく頭脳プレイの連続を楽しめます。
ファンタジーを
表現する絵柄(赤線)
にも注目です
優秀なスパイたちが主人公「ジョーカー・ゲーム」
柳広司氏による短編ミステリー/スパイ小説が原作のアニメ
「このミステリーがすごい!」(2008)で2位、「週刊文春ミステリーベスト10」(2008)で3位にランクイン
スパイ養成学校「D機関」で訓練を受けた腕利きスパイたちの活躍(暗躍)を描きます
心理戦がメインではないですが、
スパイたちが時折みせる頭脳戦を
みたい人にオススメのアニメです
推理力と瞬間的な判断力を持つ主人公「PSYCHO-PASS サイコパス」
有名ドラマ『踊る大捜査線』の監督 本広克行氏が総監督をつとめる「PSYCHO-PASS」。
一言で言えば、徹底された管理社会を舞台にした”近未来SF刑事アニメ”。
主人公は「犯人ならどうするか?」を常に考え、追い詰めていきます。
頭脳戦だけでなく、
新米刑事の主人公、
常守朱の成長にも注目
【関連記事】PSYCHO-PASS サイコパス【1期感想】面白い理由はキャラとストーリー
思考を積み重ねる主人公「賭博黙示録カイジ」
堕落の二文字がふさわしい主人公、伊藤開司(カイジ)
借金を背負ったことをきっかけに、ギャンブルという勝負の世界に足を踏み入れます
極限のギャンブル勝負の中で練り上げられる思考、
ギリギリの土壇場での閃き、
そして、大逆転を見たい人にオススメの1作。
数々の推理を披露する主人公「うみねこのなく頃に」
本格推理小説の要素がたくさん盛り込まれている本作
考えることを止めなければ真相に辿り着くことはでき、実際に辿り着いた人もいる
総監督がこう言うように、見る側の私たちの考察力に重点が置かれる作品です
ミステリー要素が強めなアニメです。
やや本記事の趣旨からズレますが、同作者の「ひぐらしのなく頃に」もオススメ。
【関連記事】ひぐらしのなく頃に業のアニメ見逃し配信&旧作をを無料動画で見る方法
すべてがミスリードな主人公「無能なナナ」
さまざまな能力をもった生徒が集められたクラス。
そこへ転入してきたのは、何の能力も持たない主人公
無能力者の柊ナナです
孤島の学園でナナと生徒たちの知略サバイバルが繰り広げられます。
「○だと思っていたのに×だった…!?」
こんなふうにとにかくミスリードなストーリー展開が好きな人におすすめの1作です。
”無能”ではなく、
”無能力”という
意味での無能です
【関連記事】無能なナナのアニメ2期の可能性を考察!原作をおトクに読む方法も紹介
真実はいつもひとつ!な主人公「名探偵コナン」
探偵アニメと言えば、知らない人はいないであろう名探偵コナン
コナンの推理も
さることながら、犯人の
トリックも秀逸
卓越した推理、頭脳戦をサクッと楽しみたいなら劇場場(アニメ映画)がおすすめ
IQ180!推理が天才的な主人公「金田一少年の事件簿」
テレビアニメ地上波放送の際には、連続で放送された「名探偵コナン」とともに”ミステリーアワー枠”とされた本作
IQ180を誇る頭脳の持ち主、金田一一(はじめ)が主人公の探偵アニメ
コナンよりもリアルな描写が見たい人におすすめです。
探偵マンガは、その内容からどうしても文字が多くなります
文字を読むのが苦手なら、
探偵作品はアニメ視聴が
だんぜんオススメです
恋愛頭脳戦を繰り広げる主人公「かぐや様は告らせたい」
頭脳戦/心理戦にもいろいろなジャンルがあります
”恋愛頭脳戦”系ラブコメアニメといえば、この作品
「かぐや様は告らせたい」
生徒会を舞台に会長と副会長が、相手に告白させるために様々な策略を練ります
恋愛がテーマの心理戦、頭脳戦が見たい人におすすめです
【関連記事】かぐや様は告らせたい3期と4期の続編はある!放送時期と内容を予想解説
番外編:頭脳派アニメキャラクター
頭脳明晰なキャラクターは、主人公だけに限りません
ときに、主人公の前に立ちはだかるライバルとして、
ときに、頭のキレる味方として、
頭脳派キャラは登場します
さまざまなアニメに登場する主人公以外の駆け引き上手なキャラクターを紹介します
L(デスノート)
デスノートの天才主人公、夜神月と激しい頭脳戦を繰り広げたのが彼
名探偵L(エル)です
「世界一の探偵」と呼ばれおり、作者もデスノートの中で一番頭がよいという設定にしています
最後に残したセリフにも注目が集まる最強の頭脳派キャラです
【関連記事】デスノートのLの死ぬ瞬間、最後のセリフ「が…ま…」の意味とは
クラピカ(HUNTER×HUNTER)
「HUNTER×HUNTER」のメインキャラクターのうちの1人
クラピカ
メインキャラクターの中で、もっとも”知的”だとされています
実際、作中でも頭の回転は極めて速く、洞察力や判断力にも優れています
とくに、「暗黒大陸編」では彼を中心に頭脳戦、心理戦がとにかく楽しめます
アニメ化されていないのが残念なところです
岸辺露伴(岸辺露伴は動かない)
「ジョジョの奇妙な冒険 4部」に登場する人気マンガ家の岸辺露伴
ジョジョ本編では、王道のスタンドバトルが楽しめます
本記事で紹介するのは、彼を主人公としたスピンオフ作品「岸辺露伴は動かない」
本作では、解決困難なさまざまな出来事に露伴がその頭脳、推理、
そして少しのスタンド能力で立ち向かいます
【関連記事】岸辺露伴は動かない無料動画配信状況まとめ<アニメ/ドラマ/マンガ>
アルミン・アルレルト(進撃の巨人)
エレンたち主人公チームの頭脳
こう言っても過言ではないアルミン
体力があまりなく、身体能力もけっして高くはありません
しかし、それを補って余りある”頭脳”の持ち主
作戦立案はもちろん、作戦が危機に陥ったときもその知略と冷静な判断で成功に導きます
【関連記事】アニメ進撃の巨人を無料で見る方法
ノーマン(約束のネバーランド)
ダークファンタジーの人気作「約束のネバーランド」
ノーマンは、孤児院「グレイス=フィールドハウス」で一番の天才児
定期的に行われるテストでは、常にフルスコア(300点)を叩き出しています
ハウス脱獄後は、鬼を絶滅させるための作戦遂行能力をいかんなく発揮
主人公(エマ)と同じ
くらい物語を動かす
人物になっていきます
【関連記事】約束のネバーランド感想<微ネタバレ>無料動画配信情報も紹介
小野寺キョウヤ(無能なナナ)
「無能ナナ」の柊ナナと頭脳戦を繰り広げるのが、ナナと同じ転校生である小野寺キョウヤ
能力を持つ生徒たちの行方不明や殺人事件について、ナナを容疑者として常に疑っています
果たしてキョウヤはナナを追い詰めることができるのか
ナナもキョウヤも応援したくなる作品です
【関連記事】無能なナナのアニメ2期の可能性を考察!原作をおトクに読む方法も紹介
頭脳派キャラが出てくるアニメを見るのにおすすめのサービス
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アニメ化されていない頭脳戦/心理戦が描かれるマンガも面白い
今回紹介した頭脳派主人公が登場するアニメは、原作がマンガである作品がほとんど
実は、アニメ化はされていなくても頭脳戦や心理戦が楽しめるマンガは非常に多いです
途中で天才キャラの考えについていけなくなっても、マンガならすぐに読み返せます
著者おすすめのマンガは、
以下の記事をご覧ください
【関連記事】頭脳戦のどんでん返し系マンガ「エンバンメイズ」の感想
まとめ:頭脳派主人公/キャラクターが登場するアニメを見よう
頭脳派のアニメキャラクターを紹介してきました。
熱く激しいバトルアニメのキャラクターもちろんカッコいいと思います。
それと同じくらいクールで冷静な頭脳派主人公キャラクターにも魅力があります。
こうした天才キャラが登場するアニメ。
まだ見ていない作品があれば、ぜひチェックしてみてください。
【関連記事】アニメなら作品本数№1のU-NEXT! VODスペシャリストが評価&レビュー
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