■オフライン視聴に適したVODは?
■各VODのダウンロード機能の違いが知りたい!
■ダウンロード機能を使うときの注意点はある?
ダウンロード機能があるVODを選べば、電波のないオフライン環境でも動画を楽しめます。
しかし、VODごとのダウンロード機能の違いや注意点を知らずに使いづらい思いをしたり、リスクにさらされている人がいます。
本記事では、VODヘビーユーザー著者が、おすすめVODのダウンロード機能を比較、利用時の注意点までまとめて解説します。
記事を読めば、オフライン再生に
優れたVODがわかり、完璧に
ダウンロード機能を使いこなせます。
【結論】動画をオフラインで楽しむなら…
両方つかった著者のおすすめは、
ダウンロードできる作品数が多く
完全オフライン対応のU-NEXT
オフライン再生OK!ダウンロード機能でVODを比較
主要なVODをダウンロード(DL)機能という観点で比較しました。
以下の通り、DL機能についての制限が少なく、作品数の多いU-NEXTかdTVがオススメです。
VOD サービス |
DL機能 | DL 保存数 |
視聴期限 | DL 可能端末 |
配信作品数 | 無料 トライアル |
U-NEXT | ○ | 無制限 | DL開始から 48時間 |
|
210,000本 | ○ |
dTV | ○ | 無制限 | 再生開始から 48時間 |
|
120,000本 | ○ |
Hulu | ○ | 25本 | 再生開始から 48時間 |
|
60,000本 | ○ |
Amazonプライム・ビデオ | ○ | 25本 | 再生開始から 48時間 |
|
35,000本 | ○ |
Netflix | ○ | 100本 | 再生開始から 48時間 |
|
6,000本 | × |
FOD PREMIUM | × | – | – | – | 45,000本 | ○ |
DMM 見放題chライト | × | – | – | – | 7,000本 | ○ |
1口にダウンロードと
言ってもその機能の中身は
各VODごとに異なります。
ダウンロード機能:保存数と視聴期限について
ダウンロード機能のあるVODには、それぞれ動画の保存数の上限と視聴期限が設定されています。
オフライン再生を語るうえでは、欠かせないポイントですので順番に解説します。
動画の保存数
動画の保存数とは、「一度に端末にダウンロードできる動画の数」を指します。
動画の長さは関係なく、あくまで本数です。
動画の保存上限を25本としているVODが多い中、U-NEXTとdTVは「無制限」。
端末の容量の許す限り、動画を保存できます。
メリットは、一回でたくさんの動画を保存できるので都度ダウンロードする手間が省けること。
保存制限が無いため、
長時間の外出にも十分な
量の動画を持ち歩けます。
なお、動画の保存数の制限は1アカウントごとです。
手持ちの端末に動画を25本ダウンロードした場合、別の端末に新たに動画を保存することはできません。
動画の視聴期限
ダウンロードした作品には端末で再生できる期限が設けられています。
以下の通り、視聴期限はVODサービスごとに異なります。
視聴期限 | 説明 | VOD |
ダウンロード開始から48時間 | 初めてダウンロードを開始した 時間から48時間(2日)以内 |
U-NEXT |
動画の再生開始から48時間 | ダウンロードした動画を初めて端末で 再生した時間から48時間(2日)以内 |
dTV/Hulu/Netflix /Amazonプライム・ビデオ |
視聴期限を過ぎても再度
ダウンロードすれば視聴可能
になるのでご安心ください。
これらについては、後ほど注意点とあわせて解説します。
ダウンロード機能が優秀なVODはU-NEXT or dTV
比較表の通り、以下の理由からダウンロード(DL)機能が優れているオススメVODはU-NEXTとdTVです。
- DL保存数無制限
- DL可能な配信作品数が多い
- DL機能を無料で試せる
U-NEXTは21万本、dTVは
12万本を配信、ほぼ全ての
作品がダウンロード可能!
どちらか迷った場合、あるいは機内で動画を見たい場合は以下の理由からU-NEXTがオススメです。
- 20万本近くの動画がDL可能
配信数はdTVの約2倍! - 完全オフライン対応
機内で動画を見たい人向け!
20万本近くの動画がDL可能
U-NEXTの動画配信数は、210,000本以上。
作品数が多ければ、それだけ多くの選択肢の中から持ち運ぶ動画を選べます。
120,000本のdTVと比べると、
U-NEXTは約2倍。もちろん
定期的に作品は追加されます。
完全オフライン対応
特に、機内で動画を楽しみたいなら完全オフライン対応のU-NEXTがオススメです。
dTVの場合、オフライン環境(機内など)に入る前にWi-Fiやキャリア回線に一度繋がなくてはなりません。
再生権限の確認ができないと
ダウンロードしてあっても
オフライン再生できません。
U-NEXTならこうした手間は必要なく、ダウンロードしておけばどこでも即時再生できます。
外出先で動画を見るだけなら、違いは配信作品数のみなので「dTV」でもよいでしょう。
しかし、機内で動画を見る可能性があるなら「U-NEXT」を選びましょう。
ダウンロード以外のU-NEXTのサービス詳細は、「VODはU-NEXTで決まり!VODスペシャリストがレビュー」をご覧ください。
FireタブレットならAmazonプライム・ビデオを使おう
Fireタブレットでオフライン再生を楽しみたいなら、「Amazonプライム・ビデオ」を選びましょう。
他のVODでは、Fireタブレットに対応していません。
Fireタブレットとは
通販サービスを手掛けるAmazon社が販売しているタブレット端末です。
Amazonが許可する以下のようなアプリしか使えない代わりに、1台10,000円前後と安価なのが特徴。
これは、iPadの1/4~1/5程度の価格帯です。
【代表的なAmazonサービス】
- Amazon(通販)
- Amazon Music(音楽配信)
- Kindle(電子書籍) など
このため、次のような方におすすめです。
- 各種Amazonサービスのヘビーユーザー
- 最低限の機能で安価なタブレットを求める人
- タブレットでAmazonプライム・ビデオの作品をDLしたい人
すぐにAmazonプライム・ビデオが使える
Fireタブレットなら「Amazonプライム・ビデオ」のアプリがはじめからインストールされています。
ホーム画面からアプリを開いて
登録すれば、すぐに利用可能!
30日間は無料で使えます。
【Amazonプライム・ビデオのDL機能】
- DLした動画の保存数は25本まで
- 視聴期限は再生開始から48時間
- 動画配信数は約35,000本
前述の通り、機能や配信作品数の観点からおすすめはU-NEXTかdTVです。
しかし、Fireタブレットで動画を見ることにこだわるなら、唯一対応している「Amazonプライム・ビデオ」を選びましょう。
そもそもVODのダウンロード機能とは
ダウンロード機能とは、VODでネット配信している動画を端末にダウンロードできる機能です。
これによって、電波の悪い場所やオフラインでも動画を再生できます。
事前に見たい作品をダウンロード
しておけば、ネット環境の有無に
かかわらず動画を楽しめます。
VODの再生方法:ダウンロードとストリーミングの違い
VODの動画再生方法には、以下の2種類があります。
- ストリーミング再生
- ダウンロード再生
ストリーミング再生とは、インターネットに常時接続した状態で、動画データを読み込みながら再生する方式です。
一方、ダウンロード再生とは、インターネット経由で動画データを一度全て端末に保存してから再生する方式です。
ストリーミング | ダウンロード | |
対応 | 全てのVODが対応 | ダウンロード機能 があるVODのみ対応 |
ネット環境 | 動画再生時に必要 | 動画ダウンロード時のみ必要 |
オフライン再生 | ✕ | ○ |
動画の保存 | ✕ | ○ |
任意の時間からの再生 | 再生に時間がかかる | 即時再生可能 |
通信料の発生タイミング | 動画を再生している間中 | ダウンロード中 |
端末の空き容量 | 不要 | 必要 |
メリット |
|
|
デメリット |
|
|
活用場所 | 家やカフェなど電波の 安定している場所 |
|
どちらが良い悪いではなく、
ライフスタイルや視聴場所に
合わせて使い分けるのがポイント。
動画の読み込みに時間がかからず、ストレスなく視聴できるのはダウンロード再生です。
次章では、ダウンロード機能利用時の注意点を解説します。
VODのダウンロード機能を使うときの注意点
オフラインや電波の悪い場所でも快適に動画を楽しめるダウンロード(DL)機能。
上手に使えば、とても有意義に時間を過ごせます。
ただ、利用の際には注意すべき点もあります。
【ダウンロード機能を使うときの注意点】
- 動画のDLはWi-Fi接続時に
- Wi-Fi利用時はセキュリティリスクに注意
- DL機能が使えるのは専用端末のみ
- 配信作品全てがDLできるわけではない
- DLした作品には視聴期限がある
事前に注意点を把握しておけば、
ダウンロード機能をフル活用
できます。順番に解説します。
動画のダウンロードはWi-Fi接続時に行うこと
お目当ての動画のダウンロードはWi-Fi環境で行うようにしましょう。
ダウンロード時には一定のデータ通信量を消費します。
作品時間や画質にもよりますが、消費容量は1本あたりおおよそ500メガバイト~1.5ギガバイト程度。
通信量の上限が数ギガバイト
程度の契約だと、簡単に規定の
容量を超えてしまいます。
自宅にはWi-Fiがないという人でも、コンビニやカフェなどWi-Fiが飛んでいる施設でダウンロードできます。
参考までに、大手コンビニ3社について、”ダウンロードのしやすさ”という観点で比較してみました。
総合的にみると、通信速度の速いセブンイレブンがダウンロードには向いていると言えます。
コンビニ名 | VOD作品の ダウンロード のしやすさ |
通信速度 | 接続制限 (1日あたり) |
接続先 (SSID) |
セキュリティ | 利用方法 |
セブンイレブン | ◎ | ◎ | 3回(60分/1回) | 7SPOT | △ | 公式サイトへ |
ローソン | ○ | ○ | 5回(60分/1回) | LAWSON_Free_Wi-Fi | △ | 公式サイトへ |
ファミリーマート | △ | △ | 3回(20分/1回) | Famima_Wi-Fi | △ | 公式サイトへ |
ローソンの最大通信速度を1と
したとき、セブンイレブンは2、
ファミマは0.5程度になります。
このため、平均DL時間が30分程度かかる2時間映画の場合などは、セブンイレブンを利用するのがおすすめです。
ただ、表で「△」と示した通り、公共Wi-Fi利用時はセキュリティリスクに注意が必要です。
公共Wi-Fi利用時はセキュリティリスクに注意
公共Wi-Fiスポットを利用する際の注意点として、「セキュリティリスク」があります。
大手チェーン店が提供するWi-Fiでも安全とは言えず、次のような自体が起こる可能性もゼロとは言い切れません。
- 悪意のあるWi-Fiからのコンピュータウイルス感染
- フォームに入力した情報の漏洩
そこで、コンビニやカフェなどのWi-Fiを利用するときは、以下の点に注意しましょう。
これらの注意点に気を
つければ、極めて安全に
公共のWi-Fiをつかえます。
ダウンロード機能が使えるのはスマホなどの専用端末のみ
VODのダウンロード機能は、スマートフォンやiPadなどの端末でしか使えません。
専用アプリにのみ提供されている機能だからです。
ダウンロード機能はテレビや
パソコンでは使えず、ブラウザ版の
サービスにはありません。
このため、各VODが提供している専用アプリのインストールが必要です。
アプリは、iPhoneやiPadであればApple store、AndroidであればGoogle Playから入手しましょう。
VODのサービス名で検索すれば、すぐに見つかります。
インストール後は、登録時に設定したIDとパスワードでログインしましょう。
そうすれば、お気に入り
登録した作品などの
情報は全て同期されます。
VODの配信作品全てがダウンロードできるわけではない
ダウンロード機能があるVODでも、配信作品すべてがダウンロードできるわけではありません。
「見たい作品がダウンロードできない…」といったケースもあります。
例えば、以下のような動画は、著作権などの理由によってダウンロードできないことが多いです。
- VODごとのオリジナル作品
- ニュース系動画
- ライブ映像など音楽関連作品
- アダルト作品
- 配信終了間近の作品
逆に、配信作品の9割以上を占める以下ジャンルは、ほぼ全ての作品がダウンロードできます。
- 洋画
- 海外ドラマ
- 邦画
- 日本ドラマ
- 韓流作品
- アニメ
- お笑い
それにつけても、U-NEXTのような
ダウンロード可能な動画本数が多い
VODを選んだ方がよいです。
ダウンロードした作品には視聴期限がある
ダウンロード機能を使って、スマホなどに保存した作品には視聴期限があります。
「1回ダウンロードすれば、永遠に自分の端末で動画が見れる」というわけではありません。
このため、期限内に視聴するようにしましょう。
前述の通り、視聴期限が過ぎても
再度ダウンロードすれば再び
視聴できるようになります。
注意点として、視聴期限内であったとしてもサービス内での配信が終了した作品は視聴できなくなります。
ダウンロード時に作品の配信期限も確認すると見落としがなくなります。
各動画の配信期限は、以下のように作品紹介ページに記載されています。
また、U-NEXTとdTVでは、「もうすぐ終了順(配信期限順)」で並び替えることができるのでダウンロードし損なうことはありません。
▼U-NEXT
▼dTV
もうすぐ終了(配信期限)順に
並び替えれば、約30日以内に配信が
終了する作品を一覧でチェック可能。
VODのダウンロード機能のデメリット
ダウンロード機能にはデメリットももちろんあります。
以下のデメリットを紹介しつつ、その対策もあわせて解説します。
【ダウンロード機能のデメリット】
- DLには時間がかかる
- DLすると端末の容量を圧迫する
動画のダウンロードには時間がかかる
スマートフォンなどの端末に動画をダウンロードするのには時間がかかります。
電波状況(通信速度や安定性)にもよりますが、目安としてはドラマやアニメを1話分ダウンロードするのに数分、2時間の映画であれば数十分かかります。
実際に計測してみたところ、下記のような結果となりました。
自宅での ダウンロード |
コンビニやカフェ でのダウンロード |
|
30分アニメ(1話) | 約5分 | 約8分 |
1時間ドラマ(1話) | 約8分 | 13分 |
2時間映画(1本) | 約20分 | 約27分 |
ネットワーク環境のよい場所で、時間に余裕のある昼休みや就寝前などにダウンロードをしておくのがおすすめです。
5G到来でダウンロード機能はもっと便利に!
現在は、数分から数十分の時間がかかってしまう動画のダウンロード。
しかし、今後は新たな通信規格である5Gの普及により、通信速度は飛躍的に向上します。
理論上は、2時間の映画を3秒ほどでダウンロードできる計算です。
5G通信エリアの拡大や対応端末の
普及によって、今後さらにDL機能が
使いやすくなっていきます。
ダウンロードは端末に空き容量があることが条件
ダウンロードには、スマートフォン(タブレット)に動画サイズ分の空き容量が必要です。
空き容量を増やしたり、節約するには以下の対策が有効。
- 事前に端末の空き容量を増やしておく
- 見終わった動画はこまめに削除する
- 容量の小さい低画質版の動画をDLする
不要なファイルを端末からクラウドへ
移行したり、見終わった動画は都度
削除すると端末容量を確保できます。
また、可能であれば、ダウンロードする際は低画質の動画を選びましょう。
画質の高い動画と比べて、1/3~1/4程度にサイズを圧縮できるので端末の容量を圧迫しません。
解像度 | 画質レベル | 画素数 | 画質目安 | DLに必要な 容量目安 (2時間映画の場合) |
SD | 低画質 | 約35万画素 | DVDレベル | 0.5ギガバイト |
HD | 中画質 | 約105万画素 | タブレットで 見ても綺麗 |
1.5ギガバイト |
フルHD | 高画質 | 約210万画素 | Blu-rayレベル | 2ギガバイト |
上記の通り、SDでもDVDと同じくらいの画質はあるため、スマートフォンで見る分には問題ありません。
画質の違いがわかるため、
解像度の高いタブレットなら
HD以上がおすすめです。
なお、U-NEXTは目的別に高画質~低画質まで自由に画質を選べます。
詳しくは、「U-NEXTの低画質モード活用方法」をご覧ください。
今後は4K作品もダウンロードで楽しめるようになる
4K作品を扱うVODは増えているものの、4K作品をダウンロードできるVODはありません。
現状は、U-NEXTやdTVなど一部のVODで20作品ほどがストリーミング配信されているのみです。
今後、4K対応スマホの普及や
5G環境の整備が進めば、4K作品も
ダウンロードできるようになります。
VODのダウンロード機能のメリット
デメリットもありますが、それ以上にVODのダウンロード機能をつかうメリットは大きいです。
【ダウンロード機能のメリット】
- 一切のストレスなく動画が視聴できる
- 時間を有効活用できる
なお、ダウンロード機能の優れている点として、「ストリーミングに比べて動画再生時の通信量の抑えられる」というものがあります。
しかし、Wi-Fiを使えば、再生方式によらず通信量を節約できるので、メリットと言えるかどうかは微妙なところです。
また、いずれの再生方式でも
通信発生タイミングが違うだけで
通信量は同程度発生します。
メリット:一切のストレスなく動画が視聴できる
ダウンロード機能を使えば、電波状況に左右されずにストレスフリーに動画が楽しめます。
動画の再生にインターネット環境は不要なため、以下のような”イライラ現象”は起こりません。
- 動画の読み込み遅延
- 突然の画質の低下
- 電波状況の確認アラート
電波状況に左右される
ストリーミングに比べて、
安定して動画が楽しめます。
メリット:時間を有効活用できる
ダウンロードしておけば、あなたの好きなタイミングで動画を楽しめます。
以下のように、時と場所、そして電波状況を選ばずに動画が見れます。
- 通勤や通学中の電車の中
- 地下など電波の悪い場所
- 機内のような電波のない場所
そのためにも、Wi-Fiがある場所で予め動画をダウンロードしておきましょう。
- 自宅
- カフェ
- コンビニ
- オフィス
- 駅
ダウンロード機能があるVODなら
オフラインで動画が見放題!
スキマ時間や移動時間が充実します。
まとめ:VODのダウンロード機能を体験してみよう
ダウンロード機能を利用する際の注意点からメリットまでを解説してきました。
【ダウンロード機能のメリット】
- 一切のストレスなく動画が視聴できる
- 時間を有効活用できる
ダウンロード機能が優秀なVODは「U-NEXT」と「dTV」ですが、以下の理由から「U-NEXT」がオススメです。
- 20万本近くの動画がDL可能
- 完全オフライン対応
実際に使ってみれば、
その快適さがわかります。
今なら無料で試せます。
【関連記事】失敗しないU-NEXTの無料トライアル申込手順/入会方法【動画&画像解説】
コメント